ドライクリーニング後の臭い取り

ドライクリーニングに用いられる溶剤とは

ドライクリーニングに用いられる溶剤とは

 

ドライクリーニングでは家庭での洗濯と異なり、水の代りに溶剤
を用いて洗います。

 

水洗いと区別するために、“ドライ”と呼んでいます。

 

溶剤とは、身近な例でいうと灯油やガソリンの仲間を言います。

 

クリーニングに用いるものは、衣類の油性の汚れを落とすことに
向いている専用の溶剤です。

 

ドライクリーニング後の臭いや衣類による化学やけどと関係して
くる溶剤ですので、ちょっと気になります。

 

ドライクリーニングでは、どんな種類の溶剤が用いらているのか
調べましたのでご説明します。

ドライクリーニングに用いられる溶剤の種類

 

大きく分けて2種類あります。

 

・石油系溶剤

 

・塩素系溶剤(パークロルエチレン又はテトラクロロエチレン)

 

です。

 

特徴は

 

・石油系溶剤

 

 油脂を溶かす能力が次に説明する塩素系溶剤のパークロル
 エチレンに比べ半分程度で、比重が軽いので衣類の
 クリーニングに向いています。

 

ドライ・セキユ系の絵表示

 衣類についている洗濯などの取り扱い絵表示に、

 “ドライ・セキユ系”が指定されていればこの石油系溶剤を
 用います。

 

・塩素系溶剤

 

 塩素系溶剤であるパークロルエチレンは油脂を溶かす能力が
 優れています。

 

 揮発しやすいことやソープを使うことで、水溶性の汚れも
 落とすことができたり、短時間で洗浄や乾燥ができるため、
 クリーニング溶剤に使われています。

 

ドライの絵表示

衣類についている洗濯などの取り扱い絵表示に、

 “ドライ”が指定されていれば石油系溶剤か塩素系溶剤を
 用いて洗います。 

 

日本のドライクリーニングでは、9割近くが石油系溶剤を
用いているといわれています。

 

以上より、ドライクリーニングで用いられている溶剤の概要が
お分かりいただけたかと思います。

ドライクリーニング後の着用で気を付けることは

なので、クリーニングの後乾燥が不十分のまま、仕上がってくると
溶剤が蒸発して溶剤の臭いがする場合があります。

 

特に衣類の種類によっても、溶剤がなかなか抜け切れないものが
あります。

 

具体的には、合成皮革や天然皮革による衣類、スキーウェア、
ダウンジャケットがそれにあたります。

 

もし、このような衣類をドライクリーニングした場合には、
次のような注意が必要です。

 

・必ずポリ袋を外す。

 

・念のため受け取った直後の着用は控える。

 

・石油溶剤のような臭いがする場合は、ハンガーにかけ
 日陰の風通しのよいところに吊るしておき、臭いがしなくなる
 まで十分乾燥させる。

 

・クリーニング後の衣類を着て皮膚がヒリヒリしてきた場合は、
 直ちに着替えて皮膚科を受診する。

 

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